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るとるのぶろぐ

日常を楽しんで。他者に寛容でいて。CCIE No.26xxx

佐藤泰志『黄金の服』

佐藤泰志『黄金の服』を読みました。



表題作は『佐藤泰志作品集』で読んでいたので、「オーバー・フェンス」「撃つ夏」が初見のものでした。いずれも素晴らしい青春小説。特に「オーバー・フェンス」は先に進んで行こうとする明るさが良いと思います。映画化されるので、是非とも見に行かなくては。

今年52冊目。

category: 小説評

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村上春樹『風の歌を聴け』

村上春樹『風の歌を聴け』を読みました。



昔から村上春樹は合わないのですが、佐藤泰志と同世代のため、佐藤泰志の評論を読むと、ちょくちょく村上春樹の名前も挙がります。そんなわけで手に取ったのですが・・・やっぱり合いませんでした。住んでいるところが根本的に違うんだろうな。

今年51冊目。
※図書館で借りた本。

category: 小説評

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佐藤泰志『そこのみにて光輝く』

佐藤泰志『そこのみにて光輝く』を読みました。



表題作は『佐藤泰志作品集』で読んだので、お目当ては第二部の「滴る陽のしずくにも」です。松本という魅力的な登場人物が現れます。第一部と比べると、ヒロイン千夏が背景に隠れてしまったような印象があって、その点が残念。しかし、佐藤泰志唯一の長編にして、モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞となった映画の原作。非常に魅力的な作品でありました。

今年50冊目。

category: 小説評

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津島佑子『半減期を祝って』

津島佑子『半減期を祝って』を読みました。



表題作は30年後の日本ですが、こうなってはならないなあとすごく思わせる一遍。
「ニューヨーク、ニューヨーク」で描かれるシングルマザーの、最後のところの息子への愛情は、『火の山ー山猿記』を思い起こさせました。「オートバイ、あるいは夢の手触り」。オートバイを巡る3つの物語です。私もオートバイ乗りなので、興味深く読んだのでした。

今年49冊目。
※図書館で借りた本。

category: 小説評

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エラスムス『平和の訴え』

エラスムス『平和の訴え』を読みました。



キリスト教の立場から、平和の神の口を借りて訴えられる平和論です。

「人間が一緒に仲よく暮らすためには、人間という共通の呼び名だけで、その上何がなくとも充分でありましょうに。」(p.24)

は至言であります。

今年48冊目。
※図書館で借りた本。

category: 思想/思想史

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津村記久子『婚礼、葬礼、その他』

津村記久子『婚礼、葬礼、その他』を読みました。



表題作はドタバタ劇で非常に面白い。「冷たい十字路」は十字路で起きた自転車事故をめぐって、色々な人の色々なことが描かれます。水撒きの話はドキッとしますな。ああいうことは私も実はやってしまっているのかもしれない。

今年47冊目。
※図書館で借りた本。

category: 小説評

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太田静子『斜陽日記』

太田静子『斜陽日記』を読みました。



太宰治の斜陽そのまま。太宰が斜陽日記を下敷きにしたのであります。有名な恋と革命のところのフレーズも斜陽日記からでしたか。
斜陽との関係性はさておき、戦中記として読むのが良いと思います。

今年46冊目。
※図書館で借りた本。

category: 小説評

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福間健二(監修)『佐藤泰志: 生の輝きを求めつづけた作家』

福間健二(監修)『佐藤泰志: 生の輝きを求めつづけた作家』を読みました。



未刊行初期小説2篇と、様々な人々の対談や評論を読むことができます。
「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」といった映画に関する対談もありました。

その中でも金子彰子さんの評論がよかった。最後のところを引用します。

「作家が残した作品を読むと、どんな場所に生まれたとしても、人はあるがまま生きるしかない、それなりの望みと夢をもって、という声が聞こえてくるようだ。佐藤泰志、復活。読者が待っていた作家はあなただったのだ。」(P.122)

佐藤泰志作品集』に収録されている短編「虹」を挙げている人が多かった気がします。私が好きな作品であって、目についてしまっただけかもしれないのですが。

今年45冊目。

category: 小説評

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佐藤泰志『鳩』

佐藤泰志『鳩』を読みました。



傷ついた鳩によって、別れの決断が揺り動かされながらも、もう戻ることのない二人。

佐藤泰志の未刊行作品です。
電子書籍だと、出版社側にもコストはかからないのではないですかね。在庫を持たなくてもいいはずだし。この調子?で、佐藤泰志の、未刊行含めた著作すべてが刊行されてくれないかなあ。

今年44冊目。

category: 小説評

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福間健二編『もうひとつの朝 佐藤泰志初期作品集』

福間健二編『もうひとつの朝 佐藤泰志初期作品集』を読みました。



未刊行作品10編が収録されています。
いずれもみずみずしい。青年期を描いた傑作短編群であります。
佐藤泰志の時代の暗いところと真摯に向き合う姿は、まさに今日求められるのではないでしょうか。

今年43冊目。

category: 小説評

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